バッチファイルを実行ファイルにする
概要
- DOSのバッチファイル(*.bat)を実行ファイル(*.exe)にする
- 「Bat To Exe Converter」というツールが便利
- アイコンも指定できる
背景
普段はPythonを書いているのですが、Windows開発しているとバッチファイルを書くことがあります。
MS-DOSがあれば動くので、Windows環境であれば動作が期待できることがバッチファイルの良い点です。
いつもどおりバッチを作っていると、お客さんから次のような要望をされました。
「それEXEにしてよ」
エンジニアだったらバッチファイルを配布して終了ですが、 バッチファイルに馴染みがない一般ユーザーにはアプリに見えるのが良いとのこと。
そこで、どうやったらできるかなと調べると「Bat To Exe Converter」というものあるらしく、これを使ってみようとなりました。
「Bat To Exe Converter」とは
「Bat To Exe Converter」は、テキストエディタのようなGUIに変換設定が表示されているツールです。
左側のペインでバッチファイルを開きつつ、右側のペインでアイコン画像やコンソールを開くかどうかの設定ができます。
アイコン画像は *.ico
に限るようなので、そこは用意する必要があります。
この設定で実際に作ってみたのが、次のアプリです。
○macsですね
更新日時を見て納得してほしいのですが、アプリを実行してテキストを作成することができました。
UIが大変洗練されていて、とても使いやすくおすすめできるツールです。